「仏足跡」建立について

仏足跡この度、スリランカ内戦が25年間続き、ようやくここに終結することが出来ました。
その終結にあたり現地で慰霊祭が執り行われることとなり、その平和を祈念して参加させていただきました。
この25年間での戦争犠牲者が70,000人になり、その他多くの孤児が現在も生活しております。その事を思い、ここに少しでもお手伝い(里親制度)出来れば有難いと感じ、ここにこの度「仏足跡」を建立いたしました。

どうかご協力よろしくお願い申し上げます。

合 掌

南昌院 住職 金山真澄

この仏足石の特長である一頭三匹の魚紋は、グブタ朝4~5世紀(西暦320年~550年)北インド黄金時代、今から2600年前に作られた物で西方ペルシャやオリエント文明の影響を色濃く受けたものとして重要視されています。
*仏足の中心にある法輪は、仏法が太陽のように広くゆきわたり衆生を救う印と言われています。
法輪の真上にある一頭三匹の魚紋は、魚のように眠らずに日夜精進することを表しています。
指には法螺貝の印があり、螺旋のような永遠の功徳を表しています。法輪の横にあるサンダルは、修行を象徴しています。真下にはブッダの後光の印が描かれています。
法輪の下の菩提樹は、樹の下でお釈迦様が悟りを開いたことを表しています。インド、ブッダガヤ 大菩薩寺菩提樹の下に現在もこの原型の仏足石があります。